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REAL KIBE TALK SESSION

木部建設には色々な個性を持った社員が集まっています。例えばどんな人がいて、どんな仕事を担っているのか。そしてこれまでの経験を通して、働く場としての木部建設にどのような印象を持ち、魅力を感じているのか。某月某日、日本の各地で働く3人に本社に集まってもらい、自由に話してもらいました。

member

  • 牧野 竜太

    RYUTA MAKINO

    坊方工事事務所 所長
    1999年度 入社

  • 小林 絵梨香

    ERIKA KOBAYASHI

    管理本部 総務部
    2014年度入社

  • ポカレル アミット

    POKHAREL AMIT

    後志工事事務所
    2020年度 入社

#01

現在携わっている 仕事の内容を教えてください。

  • 牧野

    私はこれまで主に山岳土木を担当していて、現在は中部縦貫自動車道・高山清見道路に設ける坊方トンネルの作業所長を務めています。岐阜県の高山と長野県の松本を結ぶ道路の一部で、トンネルの長さは1,422mにもなります。所長の役割は施工管理の現場責任者として元請けとの調整や、日々の進捗状況の確認、安全設備の管理、従業員の健康管理など、多岐にわたります。

  • アミット

    私はネパールの出身で、大学の工学部で土木工学を専攻したのですが、日本で働く知人のアドバイスもあって、卒業後は日本の建設会社に入社しました。それから10年近く経験してから木部建設に転職し、現在は私と同じ外国籍の技能労働者の指導や日常生活の支援、現場の施工管理や安全衛生管理に携わっています。木部建設には「特定技能1号」のネパール出身の方が13名在籍していますが、全員が北海道新幹線の後志トンネルの工事に加わっています。

  • 小林

    皆さんは現場で活躍されていますが、私は本社の総務兼受付として社内の各種庶務や来客対応などを担当しています。備品の管理や会議資料の準備、年賀状やカレンダーの発注などなど、「会社の何でも屋さん」ですね。採用活動にも携わっていて、応募者への各種の連絡や、本社の事務職の採用では面接にも立ち会わせてもらっています。

#02

木部建設に入社した きっかけは何ですか?

  • 小林

    両親が建設業界で働いていたので、この業界にもともと親しみがあったのが1つのきっかけです。ものづくりの素晴らしさだけでなく大変さもわかっていたので、そういう仕事を裏方として支えたいと思いました。木部建設は就職活動中にたまたま知ったのですが、面接でお会いした方たちの雰囲気が良かったので入社を決めました。

  • 牧野

    私の場合は、知り合いの紹介で現場の作業員として入りました。給与面の良さや充実した福利厚生に魅力を感じたことも大きいのですが、体力的な大変さはあるけれど、地図に残り多くの人の役に立つこの仕事の喜びは特別なものだと知り、現場での経験を重ねることで、25歳の頃には所長を務めるまでになりました。

  • アミット

    私は木部建設に入る前、日本の建設会社の国際部門で海外の公共施設の建設に携わっていました。やり甲斐の大きい仕事ではあったのですが、結婚を具体的に考えていた頃だったので、仕事を続けると世界各地の現場を行き来することが気になっていました。そのような時に木部建設の社員募集があることを知り、日本という地に腰を落ち着けた中で、トンネル工事の知識や経験を深められることに魅力を感じて転職を決めました。

#03

木部建設の、 ココが働きやすいと思うのは ココが働きやすいと 思うのは どんなトコロですか?

  • 小林

    社長との距離が近くて、上司にも提言したいことが言えるのは、変に不満を溜めることがなく働きやすさにつながっていると感じます。「これは変えるべきだ」といった業務改善の提案など、上司に率直に提案できるし、それが社長にもちゃんと届くんですよね。年齢や立場に関係なく社長が身近に感じられる会社というのは、なかなか貴重だと思います。

  • 牧野

    そうですね。今の社長である木部 哲実さんが就任してからは特に、昔ながらの土建業から脱しよう、社員の意見を聞いて働く環境や給与、福利厚生を手厚くしようという雰囲気が強くなったと感じます。だから我々所長も、自分の現場の環境をもっと良くしていこうと考えて実践しているし。私が常に心がけているのは、現場でも宿舎でも、必要なものがちゃんと整っていて気持ちよく働ける環境づくり。余計なところでストレスを溜めこまず、皆に伸び伸びと活躍して欲しいです。あとは丁寧な言葉遣いです。言葉遣いが乱れてしまうのは自分も嫌だし、無意味なトラブルの回避にもつながると思っています。

  • アミット

    社員一人ひとりに対する気配りやサポートの手厚さは、木部建設ならではの良さだと私も実感してきました。自分にはまだ難しいと思っていた土木施工管理技士の資格取得も、上司が「君ならできる」と後押ししてくれたおかげで2級に合格できました。

  • 牧野

    コミュニケーションが大事な仕事だし、自分の周りの人を幸せにすることが大切だと考えている先輩や上司が多い会社ですからね。私も自分の仕事以外にも目を配り、必要に応じてサポートするよう意識しています。

#04

これまでの仕事で 印象に残っている 出来事は何ですか?

  • アミット

    私にとっては、ネパール出身の妻と結婚して日本に住みたいという願いが叶えられた、木部建設への入社そのものが今のところ最も印象に残る出来事になっています。木部建設が、私の人生を大切にしてくれたことが本当に嬉しかった。土木の専門用語や職場内のコミュニケーションに関しては、まだ少し言葉の壁があり苦労もありますが、技術者としてもしっかり成長していきたいと思っています。

  • 小林

    木部建設では5年に1度の周年行事を大事にしているのですが、会社設立50周年という大きな節目の行事の企画と運営に関われたのは幸運だったと思います。周年史や記念品の作成、旅行の計画など、1年以上前から皆で意見を出し合って準備を進めたのは本当に楽しい思い出になっています。

  • 牧野

    これまでの全ての現場にそれぞれ思い出がありますが、あえてあげれば最近まで担当していた長野県のバイパス道路でしょうか。すごく綺麗なトンネルに仕上げることができて、発注者からの元請けの評価が高まり、元請けから木部建設も高く評価されるという、最良の結果が得ることができました。

  • アミット

    自分の作ったものが後世まで残るのは建設業界の最大の魅力だし、私もいつか、牧野さんのような手応えを感じる仕事をしたいと思います。

#05

学生の皆さんに向けて 一言メッセージをお願いします。 一言メッセージを お願いします。

  • 小林

    上司との距離感が近く、自由に意見が言えて、面倒見の良いところが木部建設の魅力だと思います。会社の規模は決して大きくない分、1人ひとりの社員への配慮が厚いようにも感じています。周りには紳士的で優しい社員が多いし、私は伸び伸びと、楽しく働かせてもらっています。

  • アミット

    建設業は、幅広い年代の方と力を合わせて1つの「作品」を作り上げる、とても魅力的な業界です。木部建設では、私を含め多くのネパール出身の技能労働者や高い技術をもった社員がいますので、外国の文化に興味があればぜひ一緒に働きましょう。

  • 牧野

    これまで色々な方と仕事をしてきましたが、何年もかけ苦労して掘ってきたトンネルの貫通時には、多くの人が目に涙を溜めていました。トンネル工事はそれほどの感動を与えてくれる仕事です。さらに木部建設は今、私のような中堅社員も上層部も、この会社をもっと働きやすい、良い会社にしていこうと努力しています。今後、若い方にとって一層魅力的な会社になっていくはずなので、ぜひ話を聞きに来てください。